夢の中でかっこつけさせてもらった話

あやー3月から更新してなかったか
あれからDMMのゲームに色々手を出してイベントに追われてます はい
さて、今さっき見た夢の話 細部は加筆(っていうのか?)
結局夢の話なんで折りたたみ




「こら、○○! 起きなさい!」
昼寝を堪能していた俺は、突然母に起こされた
今日は日曜日で何もなかったはずだ
と、周りを見ると妹、母、祖母、みんなあわただしく何か準備をしている
「起きた? ちょっと手伝ってほしいことあるから、まずこのお茶で口ゆすいで」
準備しながら母は俺にお茶を手渡した
何でわざわざお茶なんだ・・・
そう思いつつも、取り付く島もないのでおとなしく言うことを聞く
気がつけば部屋の中が綺麗に掃除されていた
誰か来るのだろうか
そう思いながら、起き抜けで小腹がすいたので近くにあった小さい饅頭を小袋から出して食べた
「ちょっとこのつぼを持って、お茶で口ゆすいだね? これから終わるまで何も食べたらいかんよ」
祖母から果物や和菓子の入ったつぼを渡された
というか、さっき口ゆすいだあと饅頭食べちゃったんですけど・・・
ばれないように口にまだ残っていた餡子をそっと飲み込んだ
「おかーさん、お饅頭の小袋落ちてる」
「んま、××、食べてないでしょうね!」
「食べてないよ・・・だって怖いもん 捨てとくね」
あれ・・・もしかして俺やばい事した?
言い知れぬプレッシャーを受けたのですごすごと告白する
「あー 口ゆすいだあと食べちゃったんだけど、なんかまずかった?」
そう言うと3人とも目を丸くしてこっちを見た
これやばいパターンだわ・・・
「もう! なんでこんな短い時間で食べちゃうかね!」
「あーん! 楽できると思ったのに!」
「口ゆすいだら食べたらダメだって言ったのに!」
三者三様に怒られた
いや、聞いたの食べたあとなんだけど とは思ったが分が悪いので口には出さないことにする
「もうしょうがない、私達だけで行くわ」
母に持ってたつぼをとられた
やっぱりどこかに行くのかな
「いい? 帰ってくるまで家でおとなしくしてること いいね?」
大事なので二回釘を刺しました ってか
「はいはい、どこだか知らないけど行ってらっしゃい」
俺は3人が出かけるのを玄関で見送った
3人はそのままいそいそと歩いて出かけていった
さっきのツボを含めた色々な荷物を持って・・・
空には雲がかかり、そろそろ雨が降りそうな雰囲気だった


数刻後
ここはある山の多少開けた場所
真ん中に小さな社が建っており、3人の女性はその前でなにやら行っていた
「この一年、無事平和に過ごせました ありがとうございます また一年間無事で過ごせるようお願いします」
何も難しいことはない、つぼに入ったお供えその他を置いて一番年配の女性が感謝を述べただけだ
年配の女性が一番若輩の女性と同じ歳の頃から毎年行ってる儀式だ
(儀式と呼ぶには余りにも簡素なものだが)
だが今年はいつもと少し違った
『うむ』
声が聞こえた いや、聞こえた気がした
一番年上が始めての出来事なのだ
その次の年齢の女性も一番若い女性も(儀式は初めてだったのだろうが)みな驚愕した
しかし次の瞬間、恐怖を覚えることになる
『だが、そこに隠れている者よ! 出てまいれ』
今度ははっきりと地の底から湧き出るような声、咆哮、もしくは怒号のようなものが聞こえた
その怒りに、周りの木々も葉を揺らしさざめきたった
三人の女性は後ろを振り返る
と、開けた場所の入り口付近からある一人の男が現れた
「○・・・○○!」
そう、家で別れたはずの孫あるいは息子あるいは兄 が立っていた
「わしじゃあ 3人でこの曇り空の中どこに行くのかと心配になってあとをつけさせてもらったきに、すまん」
まるで悪戯がばれたかのような表情を作り、照れ隠しか普段使わないような言葉でその男は言った
『主はこの聖域に規律も守らずたっておるのだぞ この処罰いかんとせんか』
怒りに満ちた声がまたも響いた
それは社の中、奥、あるいは向こうから聞こえた気がした
3人は震え上がった
「も、もうしわけない あれは私の孫ですが、よく言って聞かせますので」
年長が謝ってる途中だった
「じゃかしいわ! 神かなンか知らんけどな!
 一番恐ろしいのは人間じゃ!
 神や自然は怒りで生命を奪うことはあっても弄ぶことはなかろう!?
 じゃが、人間は違う 他人の人生を戯れに奪う!生命を弄ぶ!
 女子三人、平気で送るほど堕ちとらんわ!」
男が矢継ぎ早に怒鳴った
三人は驚いた あんな怒った顔は始めてみたのだ
・・・声はない
少し落ち着いたのか男は三人にこう言った
「おう、おめーら 終わったならはよけーれ わしゃそいつとサシで話がしたい」
我に返った三人は社に一礼し、そそくさと男の横を駆け抜けた
「こりゃかえれんかもなぁ」
最後に続いた妹は兄のその呟きを上の空で聞いた


「規律を守らなかった私が悪かった 申し訳ない」
俺は3人が見えなくなると社の前で土下座し、謝罪した
「ばーちゃん、かーちゃん、××には何の落ち度もない、無事返してほしい
 もし怒りが静まらないならば私を煮るなり焼くなり自由にしてもらってかまわない
 だがどうか、あの三人は」
そこまで続けた時、声が響いた
『もうよい、無事山を降りた』
だが俺は続けざまに言った
「いいや、だめだ 家まで無事帰してほしい 頼む」
自分でもずうずうしい奴だと思う
相手のルールを破ったのは自分なのに、相手にさらに請うとは
だが、まぁ、うん、悪くない どうせ最期なら願いは最後まで伝えるべきだと思う
それが叶えられるか別として だ
「頼む、私はどうなってもかまわない
 この通りだ あの三人だけは無事に帰してやってくれ」
返事はないが なんつーか 呆れたような雰囲気がする気がする
とりあえず土下座のまま返事を待った
・・・
・・・・・・
足が痺れて来た あんな啖呵きったあとなのにこう思うのも変だが もう帰りたい
と言うか、ばーちゃんたち無事帰ったんだろうか
『お主は山の神だと知っていて先の願いを言ったのか・・・ とりあえず無事を確認したぞ』
なんかすごい疲れたような声がする
ああ、そうか 外の領域まで願ってしまったのか
『浅はかだな』
まったくもって同意する
「さて」『さて』
声が同調した 地元の神だからか うまくやっていけそうな気がする
「私は山の神様の領域を、規律を守らず踏み入れました
 私自身、いかなる処分をも受ける覚悟でございます」
『よい心がけだ』
色々うだつの上がらない人生だったが、まぁ、いいところ見せれたしいいか
言葉の堅苦しさと裏腹に、心の中は割りといつもどおりな感じだった
『一つ聞きたいのだが』
てっきり裁きが下ると思っていた
『先のどこの言葉とも取れないような喋りではなく、普通の言葉も使えるのだな』
ああ・・・それか こっぱずかしい ある意味天罰だこれ
「はい、恥ずかしながら かっこつけでございます
 私自身、あのようなことは不慣れでして」
正直、見えぬ神はおろか人間相手にも(子供が相手ですら)啖呵切る自信はない 初めてで最後 あれっきりだ
『なるほど、面白い』
なるほど、神にも面白いことがあったのか
ところで足痛い 崩していいかな だめだろうな
『お主、帰りたいか』
覚悟は決めた だが願ってもない願いだ
「はい、本心は帰りたいです ですが私は覚悟を決めております」
『よいよい、帰りたいならば帰ればよいのだ』
まさか、そんな
『何度も言わすな 帰りたいのであろう』
そりゃ帰りたいさ 帰って昨日までの日常に戻りたいさ 同じ姿勢で足も痛いしさ
『帰るがよい』
三度目を聞いたとき、身体が跳ねた
「ありがとうございます」
一礼した後、嬉々として社に背を向けた
長い間同じ姿勢だったので足がもつれるが、そんな事はお構い無しだ
こんな嬉しい事はない 早く帰って無事を伝えよう
山を降りたおそらく領域の境界であろう柵に手を掛け、はたと足が止まった


嫌な予感がした  わけではない、勘は鈍い方だ
けれども割と思慮深いほうだ と自分では思っている
咎の裁きを受けるために残った
だが何もなかった バンザイ
果たしてそれで終わるだろうか


「神様神様、聞こえますか」
どこともなしにそう声を投げた
もし誰か登山客が来てたら変な人に見られると思うなこれ
「神様、私が帰ったあと、どんな事をする予定ですか」
そう、本来あそこで願うは1年の無事(ばーちゃんが言ってたの聞こえてた)
今願ったは別の事だ つまりはー
「土砂崩れですか 洪水ですか それとも」
それともなんだろうな どんな事が起こりそうかな 山の神を怒らせた時って
『クク・・・勘が鋭い』
社の前で聞いた声が、背中の方から聞こえる
振り返らずに問いかけた
「いえ、さっきも大声でいいましたが、生命を弄ぶことはないと思います
 災害の結果半身不随など人生が狂うことになったとしても、生きてはいる
 本来生きるはずだった未来ではないかもしれないけれど、生き方次第では立派に全うできる
 ただ、私はもしかして 人としての生を先ほど終えてしまったのではないかと思いまして」
そう、裁きはすでに下ったのだ 下っていたのだ
帰れない
家に帰ったとしても日常には返れない すぐに終わりが来るだろう
『その通りだ お主に呪いを掛けていた
 あと一歩遅かったらお主が麓に帰ろうとも帰らずとも、怒りが人間に降り注いだであろう』
ふむ・・・すぐ返事が来てよかった
思慮深いが浅はかな自分はきっと、すぐに飛び出してただろうなぁ
「わかりました 家には帰りません そちらに帰ります」
踵を返して俺は山を登った
あー今日で2回登るのか いやんなっちゃうねほんと
曇りだった天気が小雨に変わってきた


社に戻ったあと、特にやることもないから近くの手ごろな石に座った
「神様神様」
どうせ帰れないんだし、声を掛けてみた
怒られても煮たり焼いたりはしないだろう
あ、でも生き埋めはやだなー 苦しそうだし
『なんだ』
思ったより早く返事が来た
ちょっとイラッと来てるかも・・・
「ここ何にもないですけど」
『自然の実りがある』
「ほら、遊んだり」
『木登りでもすればよかろう』
「いや、昔からそういうのしない子だったんで」
『お前の都合など聞いておらん』
あー怒らせたかなぁ
「あ、そうだ 開けてるし S O S って書いてみようかなー ヘリとか飛んでくるかも」
『や め ろ』
返事されないのも寂しいからここらへんで辞めとこう
「本題なんですけど、神様って普段なにしてるんです?
 山の見回り? 掃除?」
純粋に興味があった
日本の書物に残ってる話的には高原天からこっちに来て統治してるみたいな感じだろうけど、実際どうなんだろう
『そういうものは そういった神に任せておる』
あーそうか 山の神は統括で、部下がいるみたいなもんか・・・
そりゃそうだよな 米粒一つに神は宿るみたいな事だとこういうでかい所の神やることないよな
あれ・・・そしたら
「えっ・・・んじゃ普段なにしてるの 台風とかの緊急時以外の平穏な時」
っていうことだよね・・・
『・・・ 寝ておる』
あーはい納得
「それで規律と称して平穏な時は目覚ましみたいな事しないと機嫌悪いのか」
『そうではない あれは単純に手順としてだな・・・ まぁよい』
半分当たりってとこか
でもそうなると無断で山に立ち入った時の恐ろしさはそういう方面からも来てるって事か こわいこわい
遭難者を探す時の大人数とかよっぽどうるさいだろうな
・・・あっ忘れてた
「神様神様、大変大変」
『なんだ、もうわしは恒例行事も終わったから寝ると言うにお主は』
「麓で俺の捜索隊が結成されて安眠を邪魔されてもいいの?」
そうなのだ
帰った3人が冷静になった時、神に身を捧げたので俺をほうっておくと言う可能性 じゃない方を忘れていた
単純に山に入って戻らないから捜索に来る事もありうるのだ
帰ったら神の天罰が下る俺としてもぜひともそれは避けたい
「必ずここに戻るから、今後探しにこないように釘を刺しに行きたい」
『ほー 必ず戻る その根拠は』
「俺の信じる俺を信じろ」
言ってみたかった台詞ベスト3に入るなこれ よかった使えて 微妙に違うけど
『自信満々だな だが お主が帰ったら その意思とは無関係に 怒りが人間を襲うぞ』
なんだよ 解呪とかないのかよ
「そこをなんとか!」
『無理なものは無理だ 捜索隊に見つかって早々に「帰る」がよかろう そうなればこの辺も静かになる』
あ、それずるい 鬼!悪魔!この人でなし! ああ、どれも違うのか
どうすればいいかなぁ 早く考えまとめないと神様寝ちゃうし
捜索隊来て隠れられる自信ないし、見つかったら帰りそうなほど自我弱いし
ここの社、身体収まらないかな・・・
『会話できる仲になったからと言って、そこをめちゃくちゃにされて黙っている訳がなかろう』
アッハイ
と、いうわけでこれしかあるまい
「神様神様」
『名案が浮かんでもだめだ』
「私を人間以外にしてください神様 人間をやめればその怒りは発動しなくてすむのでしょう?」
そう、「私」が帰るとダメなのだから、この世から「私」がいなくなればよいのだ
でも誰か「私」を探さない事を伝えなければならない
なら新しい「私」になればよい
『お主、自分で何を言ってるのかわかっておるのか 浅はかだな』
自分でも何を言ってるのか
このまま朽ち果てるつもりが自ら永遠の牢獄に飛び込むような真似をするとは
「はい、最初の頃もそう、おっしゃられましたよね」
社に向けてニッコリ笑顔で答えた
小雨はしとしと降り注いだ


深夜
まだ帰ってこない兄の帰りを待つように妹は待っていた
祖母は「神に魅入られたら帰ってこんよ」といつもの時間に寝てしまった
母は「明日も帰ってこなかったら、警察に言うから」といつもよりかは遅い時間に寝てしまった
妹はまだ眠れなかった
帰りに聞いた兄の声が目を閉じれば蘇るからだ
「こりゃかえれんかもなぁ」
普段から兄とは仲がいいとも言えないが、仲が悪いわけではなかった
まさか今日が今生の別れになるなんて
兄への思いを巡らせていると雨音の中、玄関をそっと叩く音が聞こえた気がした
兄が帰ってきたのでは いや、ただの雨音だろう いや、もしかしたら
気のせいだったとしてもじっとしているよりはと思い、妹は鍵のかかっている玄関に行ってみた
「どちらさまですかー」
鍵を開けずにそう聞いてみた
気のせいであれば返事もないだろうし、兄以外の人ならばそのまま応対できるだろう
『××? ああ、よかった 俺だよ』
声がちょっとおかしいが、兄のような気がした
嬉しさですぐ鍵を開けようとして手を伸ばしたが
『あ、鍵はそのままでいいよ』
止められてしまった
『いい? これから言うことをよく聞いてかーちゃんとばーちゃんにも伝えて』
この言い回し、兄以外の何者でもない
でも鍵はそのままでいいということは・・・
『○○は神様とお話した結果、みんなを守るために神様と一緒に住むことになりました』
やっぱりそう言う事・・・
「どうしておにーちゃんが」
『しっ、よく聞いて 簡単に言うと帰れなくなったんだ いい? かーちゃんとばーちゃんにもちゃんと伝えるんだよ』
妹は納得できないながらも念を押されて黙ってるしかなかった
『一応言っておくけど、探しに来てもダメだよ 儀式をやったって事はあの山のこと少しでも教えてもらったよね?』


そう、代々この家系はあの山を守っている
無断で侵入したりしないようにみなに伝える、そして1年のこの日だけ感謝を伝えるために山に登るというだけの事だった
伝えたところで無断で侵入する奴はいるが、無事下山できたものは少ない
この家はただただ代々周知させるだけの役割だった
公的な機関は簡易ながら山に入る術を知っている
山を利用しようとすると呑まれる事も知っている


儀式はそんなに難しくないけど、めんどくさいなぁ と朝まで妹は考えていた 朝までは
「おにーちゃん、あのね、私今年から行くことになったんだよ」
『そうか、今年からだったのか 大変な目にあったな』
「そうだよ、おにーちゃんのせいだよ」
『ごめんなー』
ただの兄妹のようなやり取り
だが今夜限り
『来年、待ってるから』
「うん、必ず行くよ」
『あ、そうそう×× 知り合いだからって鍵すぐ開けようとするのは直した方がいいかもな んじゃ、また』
「うん、わかった また」
そういうと妹は声を殺して泣いた
泣いていたから気がつかなかっただろうが、外は ズルッベシャ と人間らしからぬ音が去っていった
雨はすこし強くなっていた


(神様神様、ありがとうございます)
『お主はよく喋るな 山の外ゆえに疲れたぞ』
(いやぁよく考えたら人間やめたら喋れないの当たり前ですよね)
謎の動く物体が ズルッベシャ と山のほうへゆっくり動きながら身体を揺らした
見た目は木の葉の集合体だが、なんともその足音は異常であった
幸い、雨ゆえにか夜も深まったゆえにか目撃者もその音を聞いたものもいなかった
(山の神様だから天狗とか河童とかそういう動き易い形かと思ってました)
『あーあれな 造るのに時間がかかる』
その木の葉の集合体は楽しそうに山に帰っていった
(時間かかっても良いから作り直してくださいよ)
『もう寝る 来年がんばる』
(それがんばらない常套句です・・・)



  起きてから夢見たことをまとめてる間に湧き出た後日談



『あーお主な、明日人間の里に行ってもいいぞ』
「え、本当ですか」
『今から人間風に作り変える ただ、行っても絶望に苛まれるなよ』
「あらら? その絶望から光明を見つけて帰ってこないかもしれませんよ」
『言うようになった・・・』
「最初からです」


「ちょ・・・人外は色々やったけど、人間の女の子は元男の子としてちょっと恥ずかしい」
『やめるか?』
「いいえ行きます」
『そうか ゆっくりな 騒々しいのがいなくてこちらも静かさを堪能させてもらう』
「女の子になったからにはファッションにーお菓子にーあと何があるかなー」
(浅はかな・・・お金はどうするのだ・・・zzz)


「家がないのはうすうす察してたけど、全然街の置物の意味がわからん・・・
 これ自販機っぽいんだけどなぁ お金もないし
 喉も乾いたし あれ・・・喉乾くようになったのか   そこの坊主」
「は、はい!? 僕ですか?」
「こやつ、よく見るとお茶とか水とか書いてあるがどうやって買うのだ」
「あ、このカードで購入するタイプですよ 持ってますよね?」
「ない 奢れ 奢りたもうれ わらわは喉が渇いた」(続かなさそうこのわらわプレイ)
「は? へ? あ、うん、一本分ならいいか どれにします? グリーンティ?」
「あー お主が好きな奴はどれだ それでよいぞ お主が買うのだからな」
「んじゃこれで この無糖コーラ好きなんですよね」
「は!? コーラなのに無糖  あ、いや なんでもない」 ぐうぅぅ
「お腹も空いてたんですか 今日店長いなかった日かな・・・ 今からコンビニバイトなんで 廃棄弁当狙いに行きますか」
「よろしい お主をわらわの下僕1号に任命す 案内いたせ」


(数分後ぼろが出たパターン)